
こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
イギリス英語を聞いていて、
「単語は知っているのに、まったく聞き取れない」
「文字で見たら簡単なのに、音になると分からない」
と感じたことはありませんか。
たとえば...
「ハリー・ポッターや英国ドラマが大好きで、英語を勉強し始めたのに……」
「ネイティブの速さについていけないどころか、何を言っているかさえ分からない」
そんな風に絶望していませんか?
私が初めてイギリス英語を聞いたとき、「これ本当に英語?」とびっくりしました。
それまでに学校で習った英語とは、全然違うものに聞こえました。
あまりに聞き取れない自分にショックを受けて、とても落ち込んだこともありました。
イギリス英語ってどんな英語?を、よかったら読んでみてください。
初めてのイギリス英語に衝撃を受けたエピソードを書いています。
実は、イギリス英語が聞き取れないのには、明確な「3つの理由」があります。
決してあなたのリスニング力が低いわけではありません。
この記事を読めば、なぜ聞き取れなかったのかがスッキリ解決します。
そして、今日から何をすべきかがハッキリ分かります。
読み終わる頃には、「聞き取れない=自分のせい」という思い込みが、きっと消えているはずです!
どなたかのヒントになりますように!
理由1:音が消える?イギリス英語特有の「音の変化」
イギリス英語には、私たちが学校で習ってきた音とは違う「独特のルール」があります。
特に、「A」や「AU」、「R」の音の変化です。
有名なものでは「can」で、アメリカでは「キャン」と発音しますが、イギリスでは「カン」と発音します。
また、語尾や後ろに母音(いわゆるaeiouの音)が続かないときの「R」は、発音しないことが多いです。
こうした「音が変わる」というルールを知らないと、脳が単語を認識できず、ただの雑音として処理されてしまうのです。
イギリス英語とアメリカ英語の違いのまとめ~発音編~へ
理由2:単語そのものが違う「イギリス英語特有の語彙」
「音」以前の問題として、使っている単語がアメリカ英語と違うことも大きな理由です。
たとえば、
ズボン: (英)Trousers / (米)Pants
地下鉄: (英)Underground (Tube) / (米)Subway
お菓子: (英)Sweets / (米)Candy
もしあなたが誰かに道を聞いていて、「Tube」と言われてたら、「???」でアタマの中がフリーズしてしまいますよね。
日本で地下鉄は「Subway」と習っていますから...
このような「語彙のギャップ」が、リスニングの壁となってしまっています。
イギリス英語とアメリカ英語の違いのまとめ~単語編~へ
理由3:私たちの耳が「アメリカ英語モード」だから
これが意外と気づかない最大の盲点です。
日本の英語教育のほとんどは、アメリカ英語をベースに作られています。
私たちは何年もかけて、無意識のうちに「アメリカ英語の設定」を脳に作り上げてしまいました。
たとえば、「R」の音。
私たちは、「R」は舌を強く巻くものと教わってきました。
イギリス英語: Car(kɑ́ː カァー)
アメリカ英語: Car(kɑ́r カール)
なので、アメリカ英語の耳になっていると、イギリス英語の「巻かないr音」を聞いたときに、「なんだか分かりにくい音」に聞こえてしまうのです。
「T」の音もそうです。
アメリカでは、はっきりと発音しない「T」の音。
イギリスでは、スペルの通り、はっきりと発音します。
この「T」と「R」の入った単語「WATER」の発音がうまくできず、なかなか水をもらえないことがありました。
名付けて、WATER事件!
今となっては、楽しい思い出です。
イギリス英語を聞き取れないのは、あなたの能力のせいではなく、「耳の設定」が違うだけです。
耳を「アメリカ仕様」から「イギリス仕様」にチューニングしてあげましょう。
英米英語の違いのまとめへ
まとめ:イギリス英語は「慣れ」が9割!
では、「イギリス英語が聞き取れない3つの理由」を振り返ってみましょう。
- 独特の音の変化(「A」や「AU」、「R」や「T」など)があるから
- アメリカ英語と語彙が違うから
- 長年の教育で「アメリカ英語の耳」になっているから
理由が分かれば、あとは対策するだけです。
解決への最短ルートは、「音」と「文字」を一致させることです。
「よーし、今日からBBCニュースを毎日聞くぞ!」と意気込むのは、ちょっと待ってください。
アメリカ英語の耳設定のまま、速いイギリス英語のニュースを聞くのは、砂嵐を見続けるようなもので、挫折の原因になります。
おすすめは、「自分のレベルに合ったやさしい本」を、音源(オーディオ)と一緒に楽しむことです!
文字を見ながら音を聞くことで、「あ、イギリス人は Water をこう発音するんだ!」という発見が脳に蓄積され、少しずつ耳の設定が書き換わっていきます。
このブログ「アンリのイギリス英語」では、イギリス英語のリスニング対策に最適な「初級者向けの多読本」をたくさんレビューしています。
まずは背伸びせず、楽しみながら「イギリス耳」を作っていきませんか?
「具体的にどの本を、どの順番で、どうやって読めばいいか」をまとめた多読ロードマップもぜひ参考にしてくださいね。
イギリス英語の多読ロードマップ(5ステップ)へ
ちなみに、リスニングをしながら、聞こえてきた音声を真似して言うシャドーイングをすると、英会話力アップにつながります。
一石二鳥です!
リスニングとシャドーイングをするとき、いつもSUUNTO SONICのイヤホンを使っています。
耳をふさがないオープンイヤー型なので、「お手本のイギリス英語」と「自分の発音」が同時に、クリアに聞こえます。
自分の声がこもらないから、イントネーションのズレにも気づきやすく、イギリス英語特有の「音の響き」をコピーするのにとても良いですよ!
SUUNTO SONICのイヤホンを紹介している記事も、よかったら読んでみてください。
イギリス英語への苦手意識を、少しでも軽くできたら、とてもうれしいです。
コツさえつかめば、アメリカ英語よりイギリス英語の方が聞き取りやすいよ!
マルチリンガルの清野孝弥さんも、著書の中で言ってたよ!
外国語「同時」習得法のレビューを書いているので、よかったら読んでみてね!
Seeya!
またね~



