こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
今日は、前回と前々回に引き続いて、Cambridge English Readersの中上級~上級レベル(Level5~Level6)で使われている文法について、まとめていきます。
初級編(Starter、Level1、Level2)は、こちらです↓
初中級・中級編(Level3、Level4)は、こちらです↓
Graded Readersについては、こちら↓
Graded Readersは、英語学習者のレベルに合わせて、使用する単語や文法に制限をかけて書いています。
Cambridge English Readersは、出版社のカタログやホームページに、各レベルで使われている文法について書かれていなかったので調べました。
よかったら、参考にしてみてください。
中上級レベル LEVEL 5 の文法
1冊の平均的な語数: 25000
CEFR(セファール): B2
YL(読みやすさレベル): 5
このレベルで追加された文法は、次の通りです。
Future perfect I will have finished by then.
Future continuous I’ll be waiting by the bar.
Passive: future It will be done.
Passive + infinitive It is yet to be proved.
Passive + -ing form It is being done.
Modals and perfect: should, would, must, could, may, might etc.
You should have told me. It must have been raining.参照元:Cambridge English Readers Teacher's Guide
上のものをざっくり日本語でまとめると、こうなります。
- 未来完了
- 未来進行形
- 受け身の未来(~されるだろう)
- 不定詞を使った受け身(~されること / ~されるべき)
- 受け身の進行形(~されている)
- 助動詞(should、would、must、could、may、might など)+完了形
上級レベル LEVEL 6 の文法
1冊の平均的な語数: 30000
CEFR(セファール): C1
YL(読みやすさレベル): 6
おめでとうございます!
このレベルになると、もはや文法の制限はありません。
そういえば、イギリスの語学学校でAdvanced(上級)クラスにいた友達が言ってたなぁ
このレベルになると、文法の授業はほとんどなくて、語彙の勉強をするんだって!
まとめ
今日までの3回にわたって、Cambridge English Readersの各レベルで使われている文法をまとめてきました。
こうやってまとめてみると、どんどん文法のレベルが上がっていって、どんどん複雑な文章になっていくことが分かりますね。
よく、Graded Readersのレベル6は読みにくいという話を聞きますが、Cambridge English Readersは読みやすいと思います。
(Oxford Bookwormsは、なんだか読みにくかったです... 人によるかな?)
今回も、教師向けのCambridge English Readersのサイトから見られる、Teacher's Guideを参考にしました。
この教師向けのCambridge English Readersのサイトは、ログインせずに誰でも読むことができます。
英語教師向けのものではありますが、ビデオがあったり、「5 of the best Netflix series in 2023 to help your students learn English」のような興味をそそる記事があるので、ぜひサイトを訪れてみてください。
リンクはこちらです↓
Seeya!
またね~