こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
前回の記事では、
- 頭の中に大量の英語がストックされれば、自然な英語が身に付き、英語脳ができること
- 楽しく効果的に英語脳をつくるには、多読がおすすめ
というお話をしました。
今回は、「どうして英語の多読は効果があるのか?」や「そんな効果のある多読に欠点はあるのか?」についてお話しします。
なんで多読をすると英語に効果があるの?
前回、多読の効果を実感した体験談をお話ししました。
本当に多読って、効果があります!
英語をたくさん読むと、どんどん英語のストックが増えます。
ストックが増えると、英語が自然と口から出てくるようになります。
つまり、英語がアタマにポンポン浮かぶ英語脳になります。
こうなると、英語での会話やライティングができるようになります。
日本語に訳して考えないので、テンポよく英語で会話ができるようになります。
また、知っている単語やフレーズが増えて、英語を意味のかたまりで捉えることができるようになります。
意味のかたまりで聞き取れるので、リスニング力もアップしていきます。
このように、多読をすることで英語脳が作られ、自然な英語を使えるようになります。
子どもが言葉を覚えていくやり方に近いやり方です。
多読に欠点はあるの?
すごいですよね、多読!
ただ、残念ながら、こんなすごい多読にも欠点があります…
でも安心してください。
欠点克服の対処法を見つけました!
対処法は、のちほどお話しします。
ここではまず、何が欠点なのかについてお話します。
英語多読の欠点① 毎日続けないといけない
多読は2週間ぐらい続けると、自然と英語がアタマに浮かんでくるようになります。
でも多読をストップすると、3日も経てば一気に英語脳が衰えます。
つまり、英語の感覚が鈍ります。
そして、さらに多読をやらない日が続くと、ぜんぜん英語が出てこなくなります!
そうなんです…
英語の多読は、できるだけ毎日続けないとダメなんです!
まぁ、多読を再開すれば、2週間ぐらいで英語脳を取り戻せはしますが…
英語多読の欠点② 短期間で語彙倍増は難しい
多読をすると、同じ単語やフレーズに何度も遭遇します。
何度も同じ言葉を目にすることで、文型や単語などを丸暗記しようとしなくても、自然と語彙力が身についていきます。
単語の意味はイメージで覚えていくし、文法もフレーズでストックされていきます。
なので、「この単語の意味なんだっけ?」とか「この文法の説明をしてほしい」と言われると、答えられません。
日本語を通さずにイメージで覚えているので、日本語での説明が難しくなります。
また、何度も同じ言葉に遭遇することで単語やフレーズを覚えていくので、新しい語彙を短い期間でたくさん増やすことはできません。
英語多読の欠点③ けっこうお金がかかる
多読は、お金がかかります。
中級から上級レベルになれば、コスパは良くなります。
初級から中級レベルの多読用の本は、掲載している語彙数がとても少ないので、本の厚みが1cmも無いです。
なのに、1冊700円ぐらいします!
絵本なんて、もっと高いです(涙)
値段、高いよね…
でも、英語学習者用にレベル分けされているGraded readersは、とても良い本だよ!
とても勉強になるし、無理なくレベルを上げていくことができるよ!
どうしても出費を抑えたい人用に、コスパ良く多読する方法を紹介するね!
多読の欠点をカバーした、多読のやり方は?
前回から2回にわたって、英語脳の作り方についてお話ししてきました。
「自然な英語を身に付けることができる英語脳を、楽しく効率的につくるには?」の答えは、「毎日英語の多読をする!」です。
お話ししてきた通り、やっぱり多読が最強です。
いろいろやってきたけれど、多読が一番効果があります。
でも、いろいろ欠点もありましたね…
次回は、多読をしているとよくある挫折のパターンについてお話します。
今回の多読の欠点と、次回の挫折のパターンを踏まえたうえで、多読の欠点をカバーした効果的な多読のやり方をお話しします。
お急ぎでしたら、こちらに多読の欠点をカバーした多読のやり方を書いているので、どうぞ↓
Seeya!
またね~