
こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
イギリス英語とアメリカ英語を比べて勉強するには、映画がおすすめです!
今日は、イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いを聞き比べできる、おすすめの映画ご紹介シリーズの第5弾です。
- 第1回目と2回目ではラブコメ映画8作品を、
- 第3回目はコメディ・ドラマ映画5作品を、
- 第4回目は、ロマンティック・ドラマ映画2作品を
ご紹介しました。
5回目の今日は、アクション映画をご紹介します!
前回に引き続き、ペアレンツガイド情報を載せています。
すべての作品に、ペアレンツガイド情報を載せています。
映画の案内によくあるPG-13などのPGはParental Guidance Suggested(保護者による指導の提案)、R-15などのRはRestricted(制限された)の略です。
どちらも、保護者による判断が必要となる映画に表記されます。
アンリのイギリス英語では、日本人になじみのある「Restricted」のRを使用して情報を載せています。
ご参考になれば!
オペレーション フォーチュン
原 題: Operation Fortune
監 督: ガイ・リッチー
ペアレンツガイド: R12+
(暴力、汚い言葉)
役名: オーソン・フォーチュン
俳優: ジェイソン・ステイサム
役名: ネイサン・ジャスミン
俳優: ケイリー・エルウィス
役名: グレッグ・シモンズ
俳優: ヒュー・グラント
役名: サラ・フィデル
俳優: オーブリー・プラザ
役柄: ダニー・フランチェスコ
俳優: ジョシュ・ハートネット
英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンに下された新たなミッション。それは100億ドルで闇取引されるとてつもなくヤバいブツ=“ハンドル”を追跡・回収すること。フォーチュンはMI6のコーディネーター・ネイサンや、毒舌の天才ハッカー・サラ、新米スナイパーのJJという即席チームを率いて行動を開始する。能天気ハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、億万長者の武器商人グレッグに大胆不敵に接近。次第に明らかになっていく巨大な陰謀を、フォーチュンたちは阻止できるのか?
参照元:Amazon Prime Video
何も考えずに楽しめる映画です。
アクション映画があまり得意じゃない私ですが、楽しめました!
アクション映画だけど、どちらかというとコメディ映画だと思います。
ちょっと皮肉屋さんのブリティッシュ・ジョーク多めの映画です。
大好きなヒュー・グラントさんは、大金持ちの武器商人の役。
ラブコメのときとは一味違うヒュー・グラントさんを楽しめます!
ヒュー・グラントさん演じるグレッグ・シモンがファンのハリウッドスター、ダニー役を演じているジョシュ・ハートネットさんは、アメリカ英語を話します。
このダニーのダメダメさも、かなり笑えます。
英語の勉強を一休みしたいときにおススメです
コードネーム U.N.C.L.E.
原 題: The Man from U.N.C.L.E.
監 督: ガイ・リッチー
ペアレンツガイド: R13+
(暴力)
役名: ナポレオン・ソロ
俳優: ヘンリー・カヴィル
役名: アレキサンダー・ウェーバリー
俳優: ヒュー・グラント
俳優: アーミー・ハマー
あと数日で世界は謎の組織の手に落ちる!各国の首脳にそんな情報が駆け巡った。スパイ史上あってはならない禁じ手だが、宿敵同士の2大国家アメリカとロシアが手を結ぶしかない。CIAで最も有能だが女性関係に問題アリのナポレオン・ソロと、KGBに史上最年少で入った超エリートだがメンタルに問題アリのイリア・クリアキンが選ばれ、キャリアは最強・相性は最悪のスパイチームを結成。タイムリミットが迫るなか、世界を救いつつ相手も殺せと究極の指令を受ける2人。キャラも作戦も真逆な彼らが、金と頭脳と悪を結集させた史上最大の敵を倒すことは出来るのか──?
参照元:Amazon Prime Video
昔のイギリスのTVドラマ「0011 ナポレオン・ソロ」を映画化したものです。
「オペレーション フォーチュン」の監督と同じ、ガイ・リッチーさんの作品。
こちらも、笑いあり!
アクション映画があまり得意じゃない人でも楽しめます。
物語は、アメリカとロシアが冷戦していた時代...
ありえないけど...
この2国が手を組んで、世界を滅ぼそうとする国際犯罪組織に立ち向かうスパイ映画です。
ドイツやイタリアを舞台にしているし、1960年代のファッションや音楽が使われているので、とてもオシャレな映画だとおもいます。
この映画にも大好きなヒュー・グラントさんが、イギリスの石油会社役員役で出てきます!
ちなみに、元サッカー選手のデヴィッド・ベッカムも、ちょい役で出てきます。
(ベッカムさんは、ロシア語を話していますが...)
ロシアスパイのイリヤ・クリヤキン役は、アメリカ人俳優のアーミー・ハマーが演じていて、アメリカ英語を話しています。
キングスマン:ゴールデン・サークル
原 題: Kingsman: The Golden Circle
監 督: マシュー・ヴォーン
ペアレンツガイド: R12+
(暴力、薬物、飲酒、汚い言葉、セクシュアル)
役名: ゲイリー・エグジー・アンウィン
俳優: タロン・エガートン
役名: ハリー・ハート
俳優: コリン・ファース
役名: マーリン
俳優: マーク・ストロング
役名: ポピー・アダムズ
俳優: ジュリアン・ムーア
役柄: ジンジャー
俳優: ハル・ベリー
キレッキレの超過激スパイ・アクションがパワーアップして帰ってくる!謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃により、キングスマン本部が壊滅!生き残ったエグジーとメカニック担当のマーリンは、同盟機関に協力を得るためアメリカへ向かう。表向きはバーボン・ウイスキーの蒸留所を経営するコテコテにアメリカンなスパイ機関、ステイツマンと合流した2人は、彼らのNo.1エージェントと共に組織の行方を追い始める。一方、ゴールデン・サークルは、世界中の麻薬使用者を人質にした驚愕の陰謀を始動させていた…。果たして、エグジーたちはその陰謀を阻止することができるのか⁉
参照元:Amazon Prime Video
この映画は、キングスマン シリーズの2作目です。
ちなみに、1作目はこちら↓
1作目は、イギリスが舞台。
主人公の不良少年エグジーが、キングスマンの立派なエージェント(スパイ)になるまでのお話です。
2作目は、イギリスとアメリカが舞台。
キングスマンは、敵のゴールデン・サークルにやられ壊滅状態になってしまった。
生き残りとなったエグジーがゴールデンサークルの陰謀を阻止するために、アメリカのスパイと協力して奮闘するストーリーです。
アメリカのスパイたちは、笑っちゃうぐらいアメリカン。
めちゃくちゃジェントルマンな、イギリスのキングスマンとのギャップの差も面白いです。
どちらかというと、1作目よりも2作目の方が好きです。
アクションがすごいし、どこかクスっと笑ってしまう。
イギリス紳士が持つ、イメージ通りの傘で敵をやっつけるシーンなんて、アクション映画というよりコメディ映画!
歌手のエルトン・ジョンさんが、エルトン・ジョンさん役で出ています。
かなりいじっている感じも面白いです!
イギリスとアメリカの国籍を強調したスパイを見ているだけで、どちらの英語を話しているのか、すぐ分かります!
アクション映画が苦手な私でも、とても楽しめる映画でした。
007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ
原 題: 007/No Time to Die
監 督: キャリー・ジョージ・フクナガ
ペアレンツガイド: R15+
(暴力、薬物、飲酒、汚い言葉、セクシュアル)
アカデミー賞受賞
(主題歌賞)
ゴールデングローブ賞受賞
(最優秀主題歌賞)
俳優: ダニエル・クレイグ
俳優: ラミ・マレック
現役を退きジャマイカで穏やかな生活を送っていたボンドのもとに、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めにやってきたことから、平穏な日常は終わりを告げる。誘拐された科学者を救出するという任務に就いたボンドは、その過酷なミッションの中で、世界に脅威をもたらす最新技術を有した黒幕を追うことになるが……。
参照元:映画.com
「ジェームズ・ボンド」シリーズの第25作目。
「ジェームズ・ボンド」を演じているダニエル・クレイグさんは5作目の出演。
今回の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が最後です。
この映画は前作「007 / スペクター」からの、続きのお話です
前作はこちら↓
ジェームズ・ボンドはMI6のエージェントを引退後、ジャマイカで静かに暮らしていた。
そこに、古くからの友人のCIAのフィリックス・ライターが訪ねてきて、誘拐された科学者を救出するミッションをお願いされる。
そこから物語は動き出します。
The スパイ映画
アクションシーン満載
さすが007!
キングスマンのエージェント達とは、比べられない(笑)
コメディよりのアクション映画好きには、ちょっと重いストーリーでした。
でも、命がけのアクションのみならず、ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグさんの感情表現は見応えがあると思います。
ジェームズ・ボンドの心の動きも、ぜひ味わってほしい作品です。
対決するジェームズ・ボンドとリューツィファー・サフィンのやり取りを見ていると、イギリス英語とアメリカ英語を聞き比べしやすいです。
ボンドガールのマドレーヌ・スワンを演じるのは、フランス人女優のレア・セドゥさん。
フランス語なまりのない、きれいな英語を話していると思います。
フィリックス・ライターがジェームズ・ボンドにミッションをお願いするとき...
「I need your favour, brother(力を貸してくれ)」と言っているよ
「I need your help」じゃないんだ
どちらも「助けてくれ(力を貸してくれ)」っていう意味だけど...
favourを使った方が、相手の好意とか思いやりの心に訴えてお願いするニュアンスになるんだって!
ちなみに、イギリス英語は「favour」、アメリカ英語は「favor」となります。
つづりが、イギリスとアメリカで異なります。
つづり(スペル)の違いについて、こちらに書いてます↓
イギリスから来た男
原 題: The Limey
監 督: スティーヴン・ソダーバーグ
ペアレンツガイド: R15+
(暴力、薬物、飲酒、たばこ、セクシュアル)
俳優: テレンス・スタンプ
役名: テリー・ヴァレンタイン
俳優: ピーター・フォンダ
役柄: エドゥアルド・ロエル
俳優: ルイス・ガスマン
英国で強盗を繰り返したウィルソンは9年いた刑務所を出所すると、航空機で米国のロサンゼルスに向かう。ずっと会っていなかった娘ジェニーが飲酒運転による事故で亡くなったからだ。現地でウィルソンはジェニーの友人の男性エドゥアルドに協力してもらって調査を開始。チンピラたちを倒すなど荒っぽい方法も使いながら娘の身辺を探ると、娘と交際していた音楽プロモーターのテリーが娘の変死に関与していると確信していって……。
参照元:WOWOW
愛娘のかたきを取りにアメリカへ行く、イギリス人のお父さんの話。
いわゆる、ハードボイルド映画。
いくつかのシーンが交互に出てくるので、少しややこしい映画です。
でもきっと、この撮影のやり方が好きな人も多いんだろうな...
英語はゆっくり話しているシーンが多いので、とても聞き取りやすいです。
主人公のウィルソンを演じているイギリス人俳優のテレンス・スタンプさんは、淡々と話している感じで聞き取りやすいです。
主人公の娘の友人のエドゥアルドを演じているアメリカ人俳優のルイス・ガスマンさんの英語も、聞き取りやすいです。
オリジナルのタイトル「Limey」の意味って知ってる?
イギリス人っていう意味なんだって
イギリス人を軽蔑する言葉だから、使っちゃいけないよ!
まとめ
お話ししたいことがたくさんあって、とても長くなってしまいました。
すみません...
今日は、イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いを聞き比べできる、おすすめのアクション映画5作品を紹介しました。
- おすすめ1 オペレーション フォーチュン
- おすすめ2 コードネーム U.N.C.L.E.
- おすすめ3 キングスマン:ゴールデン・サークル
- おすすめ4 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
- おすすめ5 イギリスから来た男
発音の違いを意識しながら映画を見ることで、新しい発見がたくさんあります。
私はいつもスマホやタブレットで、Amazonプライムを利用して映画を見ています。
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次回の第6回は、サスペンス映画をご紹介します。
お気に入りの映画が見つかりますように!
Seeya!
またね~



