こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
イギリス英語とアメリカ英語を比べて勉強するには、映画がおすすめです!
今日は、イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いを聞き比べできる、おすすめの映画ご紹介シリーズの第8弾です。
- 第1回目と2回目ではラブコメ映画8作品を、
- 第3回目はコメディ・ドラマ映画5作品を、
- 第4回目は、ロマンティック・ドラマ映画2作品を、
- 第5回目は、アクション映画5作品を、
- 第6回目は、サスペンス映画を、
- 第7回目は、SF映画を
ご紹介しました。
第8回目の今日は、ファンタジー映画をご紹介します!
前回に引き続き、ペアレンツガイド情報を載せています。
すべての作品に、ペアレンツガイド情報を載せています。
映画の案内によくあるPG-13などのPGはParental Guidance Suggested(保護者による指導の提案)、R-15などのRはRestricted(制限された)の略です。
どちらも、保護者による判断が必要となる映画に表記されます。
アンリのイギリス英語では、日本人になじみのある「Restricted」のRを使用して情報を載せています。
ご参考になれば!
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
原 題: Fantastic Beasts and Where to Find Them
監 督: デヴィッド・イェーツ
ペアレンツガイド: R13+
(暴力、飲酒、たばこ)
アカデミー賞受賞
(衣装デザイン賞)
俳優: エディ・レッドメイン
俳優: ダン・フォグラー
魔法使いのニュート・スキャマンダーは、優秀だけどおっちょこちょい、そして魔法動物をこよなく愛する変わり者──。世界中を旅しては魔法動物を集め、不思議なトランクに詰め込んでいる。ある時ニュートは、旅の途中でニューヨークへ立ち寄ったが、そこでひょんなことから自分のトランクが普通の人間のトランクと入れ替わってしまう!トランクの中から魔法動物たちは逃げ出してしまい、ニューヨーク中を巻き込む大騒動に!そこで出会う仲間たちや奇想天外な魔法動物とともに、ニュートの新しい冒険が始まる!
参照元:Amazon Prime Video
ハリーポッターシリーズの1つ。
著者のJ・K・ローリングさんが、脚本も手掛けました。
物語の舞台はニューヨーク。
イギリスの魔法使いニュートとアメリカの一般人ジェイコブのカバンが入れ替わることで、魔法動物たちが逃げ出し、ニューヨークの街中が大騒ぎになります。
魔法使いニュートと一般人のジェイコブが協力して、逃げ出した魔法動物を捕まえていきます。
なので、この2人を追っていくと、イギリス英語とアメリカ英語を分かりやすく比べることができます。
ちなみに、非魔法使いをイギリスでは「マグル (Maggle)」、アメリカでは「ノー・マジ (No-Maj)」と呼ぶそうで...
映画の中でも、イギリス英語とアメリカ英語での言い方が違うので戸惑ってます!
おもしろいですね!
アメリカの非魔法使いの呼び方「No-Maj」でふと思い出したんですが...
数えられない名詞(不加算名詞)の呼び方が、イギリスとアメリカでは違うんです。
イギリスの語学学校では「Uncountable Nouns」
アメリカの語学学校では「Non-count Nouns」
Uncountable Nounsで覚えていたから、アメリカの学校では、なんか馴染めなかったなあ...
アメリカでは、「NO」や「NON」をアタマに付ける方が多いみたいですね。
短い期間しか語学留学に行けなかったけど...
短期間でもイギリスとアメリカの語学学校に通ったことで、言葉や習慣、考え方とか、たくさんの違いに触れることができたよ!
長期間、ひとつの国にいるのとは一味違う体験ができたかな...
アンリの語学留学体験談は、今度書くね!
お楽しみに!
プーと大人になった僕
原 題: Christopher Robin
監 督: マーク・フォースター
アカデミー賞ノミネート作品
役名: クリストファー・ロビン
俳優: ユアン・マクレガー
役名: マデリーン・ロビン
俳優: ブロンテ・カーマイケル
役名: プー、ティガー
俳優: ジム・カミングス
役柄: イーヨー
俳優: ブラッド・ギャレット
親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経ち、大人になったクリストファー・ロビンは、 日々仕事に追われ、会社から託された難題と一緒に時間を過ごせない家族との問題に悩んでいた。 そんなクリストファーの前に突然現れたプー。久々の再会に、喜びと懐かしい日々を感じながらも、 また仕事に戻らなければならないクリストファーに、「仕事って、ぼくの赤い風船より大事なの?」とプーは問いかける。 彼が忘れてしまった本当に「大切なモノ」を届けるために、プーと仲間たちは100エーカーの森を飛び出し、 彼が家族と住むロンドンに向うのだが・・・。
参照元:Amazon Prime Video
くまのプーさんと、大人になったクリストファー・ロビンの物語。
100エーカーの森の舞台、アッシュダウンの森も登場します。
アッシュダウンの森は、イギリス南部のイーストサセックスにある、とっても広い森です。
イギリスの田園風景が見れる、とても素敵なところです。
私は同じイーストサセックスにある語学学校に通ったことがあるのですが、残念ながらチャンスが無くて行けませんでした。
いつか行ってみたいなぁ…
この映画の主人公クリストファー・ロビンを演じているユアン・マクレガーや、その家族はみんなイギリス英語を話します。
全員イギリス英語を話していると思いきや、なんと、プーさん、ティガー、イーヨーはアメリカ英語を話しています。
分かりやすいところで言うと、「can」は「カン」ではなく「キャン」になっています。
プーさんやイーヨーはゆっくり話しているので、とても聞き取りやすいです。
早口に聞こえがちなアメリカ英語とは、印象がかなり違います。
プーさんの声がけっこう低くておじさんなのも、面白かったです!
ティガーはずっと陽気に早口で、とても聞き取りが難しかったです。
ただ、セリフはイギリスらしくなっています。
「indeed」を使うところなんかは、特にイギリスらしいな~と、しみじみ思います。
イギリスらしい表現については、こちらでお話ししています。
5番目の「イギリス英語でよく使う副詞や形容詞がある」です。
よかったら、あわせて読んでみてください。
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
原 題: Miss Peregrine's Home for Peculiar Children
監 督: ティム・バートン
役名: アルマ・ルフェイ・ペレグリン
俳優: エヴァ・グリーン
役名: ジェイコブ・ジェイク・ポートマン
俳優: エイサ・バターフィールド
俳優: サミュエル・L・ジャクソン
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化し、人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちが織りなす物語を描いたミステリアスファンタジー。周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、常に無口な双子といった、奇妙な子どもたちが暮らしていた。
参照元:Amazon Prime Video
ティム・バートンワールド全開!
怖さもあり、ハラハラドキドキもあり、なかなかのダークなファンタジー映画です。
子ども向けだけど、小さい子だとかなり怖いんじゃないかな...
奇妙な子どもたちや子どもたちを守る大人たち、主人公のジェイクは、イギリス英語を話します。
敵役のバロンは、アメリカ英語を話します。
奇妙な大人たちのアルマを演じているのは、フランス人女優のエヴァ・グリーンさんです。
フランス訛りがなく、とてもきれいな英語を話しています。
全体的に落ち着いてゆっくり、はっきり英語を話しているので、とても聞き取りやすいです!
まとめ
今日は、イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いを聞き比べできる、おすすめのファンタジー映画3作品をご紹介しました。
- おすすめ1 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
- おすすめ2 プーと大人になった僕
- おすすめ3 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
このジャンルは、子どもたちが見るから簡単なような感じがしますよね?
でも、単語やフレーズが独特なものが多くて、実はとても難しいです。
まずは字幕で内容を理解してから、何度もくり返し見てみてください。
だんだんと、英語を理解できるようになりますよ!
私はいつもスマホやタブレットで、Amazonプライムを利用して映画を見ています。
すきま時間でぶつ切りに映画を見ることもできるし、追加料金を払わずに見れる映画もたくさんあるので、とても便利だしお得です。
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次回は、イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いを聞き比べできる、おすすめの映画ご紹介シリーズの最終回です。
ファミリー映画をご紹介します。
お気に入りの映画が見つかりますように!
Seeya!
またね~