こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
アンリが実際に読んだ多読用の英語の本の中から、入門レベルの本をご紹介をします。
入門レベルなので、絵本が多くなります。
「絵本は子どもが読むものでしょ!」と思われるかもしれませんが、大人が読んでも学ぶことがたくさんあります。
けっこう知らない、普段の生活で使うフレーズがたくさん出てくるので、英会話の勉強にも効果があります!
なので、入門レベルですが、中級レベル以上の方にもおすすめです!
- 日本語に訳さず、英語のまま理解できるようになりたい方
- 基礎からやり直して、英語の土台しっかりしたものに作り直したい方
- 普段の生活で使う英語を学びたい方
紹介する本で使われている単語や文法について、触れていきます。
英語の多読をするときの、本選びの参考にどうぞ!
入門レベルの多読本といえば、Oxford Reading Tree!
入門レベルの多読本といえば、 Oxford Reading Tree!
Oxford Reading Tree は、イギリスの小学校の教科書としても使われています。
レベル1(Stage 1)からレベル9(Stage 9)まで、徐々にレベルが上がっていきます。
今回も下から3番目のレベル、レベル2(Stage 2)のお話をします。
ちなみに、レベル1(Stage 1)~レベル1+(Stage 1+)の記事は、こちらからどうぞ↓
レベル2(Stage 2) Patterned Stories
Stage 2は、次の1~6に分かれています。
- Stories
- More Stories A
- More Stories B
- First Sentences
- Patterned Stories
- More Patterned Stories
今日は、5の「Patterned Stories」をご紹介します。
Creepy-crawly!(YL:0、総語数:73語)
ウィルマは creepy-crawly(這い回る虫)を持っています。
ジョークショップで買ってきたにせものですが、とても不気味で、巨大な昆虫のような外見をしています。
体はぶよぶよのプラスティックでできていて、ひやりと気味の悪い触り心地がします。
ウィルマは「うわー、不気味!」と気味悪がりつつも、ウィルマと同じくらい
creepy-crawly を気に入りました。
そしてそれを使っていたずらを仕掛けようと、お風呂の中にcreepy-crawly を入れました。 ・・・
(参照元:Oxford Reading Tree Teaching Notes)
Hey Presto!(YL:0、総語数:86語)
ウィルマとウィルフは手品ショーへ連れて行ってもらいました。
二人とも、夜のお買い物へ出かけるものとばかり思っていたので、突然パパから「お買い物じゃなくて、実はこれからショーへ行くんだよ」と聞かされた時には二人とも大喜び。・・・
シーナという名のマジシャン(conjuror コンジャラー)がショーをしました。
シーナは最初に、ハンカチをつかった手品を披露しました。
色とりどりのハンカチをいくつも片手に押しこみ、「そ~れ(Hey presto)!」と掛け声をかけてから引っ張り出すと、・・・
(参照元:Oxford Reading Tree Teaching Notes)
Monkey Tricks(YL:0、総語数:69語)
ウィルフとウィルマのパパが子ども達を動物園へ連れて行ってくれました。・・・
ウィルマのパパも同じくキッパーの姿をさっきから見ていなかったことに気がついて、迷子になってしまったのではないかと心配しました。
子ども達もキッパーがとても心配になり、みんなでキッパーを探しました。
「でも迷子になるわけないよね。だってゾウを見ていた時には、キッパーも僕らと一緒にいたんだよ」とウィルマが言いました。
「もし自分から姿を隠したんだとしたら、キッパーはいたずら小僧(*a little onkey)だな」とパパ。
そこへサルのお面をかぶったキッパーが現れました。・・・
(参照元:Oxford Reading Tree Teaching Notes)
Naughty Children(YL:0、総語数:73語)
ある休日のことでした。
突然、男の人が二人の子どもを連れてやってきたので、ビフとチップとキッパーはびっくりしました。
二人の子の名前はピーターとジェーンといいました。
キッパーよりはちょっと年上、ビフとチップよりはちょっと年下の子たちです。・・・
ママはピーターとジェーンがこんなにもわんぱくでいうことを聞かない子たち(Naughty Children ノーティ チルドレン)だとは知らなかったので、リビングルームの窓に向かってピーターがボールをヘディングしてるのを見たときには「あら、まぁ!」と声をあげました。
そのとき、ビフがいいことを思いつきました。 ・・・
(参照元:Oxford Reading Tree Teaching Notes)
A Sinking Feeling(YL:0、総語数:57語)
ママが新しくできたプールへ連れて行ってくれました。
ウィルフやウィルマも一緒です。・・・
浮き具のひとつは、大きな太ったアヒルの形をしていました。
背中にはネットがついていましたが、すぐにひっくり返ってしまうのでよじ登るのは大変です。
ビフに「行け、ウィルマ、乗っちゃえ」と励まされて、ウィルマがアヒルによじ登りました。・・・
(参照元:Oxford Reading Tree Teaching Notes)
It's the Weather(YL:0、総語数:58語)
風がとても強い日のことでした
「あぁ、いやだ。今日みたいな日は」とメイ先生は思いました。
メイ先生のいやな予感は的中しました。
子ども達は騒々しく喋ったり笑ったりし、中には叫んでいる子までいます。
メイ先生は子ども達に注意しました。・・・
子ども達がお行儀よくできない理由を、メイ先生は知っていました。
「お天気のせいね」とメイ先生は思いました。・・・
(参照元:Oxford Reading Tree Teaching Notes)
朗読音声について
Oxford Reading Clubに入会すると、音声を聞けます。
入会すると、Oxford University Pressで出版している学習用のリーダーを、サブスクで読んだり聞いたりできます。
料金は、申し込みの利用期間で変わりますが、1カ月900円台です。
アクセスコードを購入して、専用サイトに登録してから利用できます。
登録方法などは、アクセスコード購入時のメールに詳しく書いてあります。
まとめ
今日は、入門レベルの英語の多読本「Oxford Reading Tree レベル2 Patterned Stories」の紹介をしました。
Patterned Storiesは、基本的な動詞を理解するために作られたものです。
レベル1+(Stage 1+)とレベル2(Stage 2)にあります。
たとえばCreepy-crawlyでは、「called」、「get it out」と「I couldn't」がくり返し出てきます。
こうやって、何度もくり返し目に耳にすることで、使える語彙を増やします。
ネイティブの子どもたちも、同じように勉強して言葉を身に付けていくんですね!
入門レベルの絵本ですが、中級レベル以上の方にもおすすめです。
- 日本語に訳さず、英語のまま理解できるようになりたい方
- 基礎からやり直して、英語の土台しっかりしたものに作り直したい方
- 普段の生活で使う英語を学びたい方
よかったら、いつもの多読に取り入れてみてください。
これからもどんどん紹介していく予定だよ!
楽しみにしていてね!
Seeya!
またね~










