こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
今日は、イギリス英語ではないですが、本屋さんでとても気になった英単語のテキストがあったので、そちらのレビューを書きます。
立ち読みではなく、ちゃんと買って読んだのでご安心を!
どなたかのヒントになりますように!
本屋さんで気になった英単語のテキスト
今日お話しするのは、「世界記憶力グランドマスターが考案した 速習英単語2100」というテキストです。
1か月ぐらい前に発売されたばかりの新刊です。
たぶん、だいたいの本屋さんにはあるんじゃないかなと思います。
参照元:SBクリエイティブ
テキストの概要
「脳科学に基づいた、独自の記憶法に従って英単語を覚えよう!」というコンセプトで書かれた英単語帳です。
ストーリーが300個あって、この物語の中に2100個の覚えるべき英単語が織り込まれています。
ストーリーは日本語で書かれていて、覚えるべき単語のところだけは英語で書かれています。
昔はやった「ルー語」や「リック式英単語」に似たような感じです。
昔過ぎて、知らないかしら...
例えば、こんな感じです↓
毎日頭の中のuniverse(宇宙)にimmerse(没頭し)、visualization(視覚化)のトレーニングをすることを習慣にしている。・・・
参照元:世界記憶力グランドマスターが考案した 速習英単語2100 Story1
ちなみにルー語は、ルー大柴さんが、よくTVやラジオで話してた言葉です。
例えば、「一緒にやろうよ!」が「トゥギャザー(together)しようぜ!」になるやつです。
この日本語と英語の混ぜこぜストーリーの下には、そのストーリーと、ストーリーに出てきた覚えるべき英単語をイラスト化したものが、英単語とその意味と一緒に描いてあります。
そのイラストの下には、ストーリーの中に出てきた覚えるべき英単語・カタカナの発音・品詞・意味・例文・例文の訳が書かれています。
チャプター(章)は「家」や「仕事」などのテーマごとに分かれていて、8個あります。
チャプターの最後には、そのチャプターに出てきた覚えるべき英単語が、ストーリーごとにクイズ形式で出題されています。
文字で書くと分かりにくいですね。
AmazonのKindle(キンドル)でサンプルページをダウンロードすると、ストーリー16まで読めます。
こちら↓にリンクを貼っておきます。
このテキストの良かったところ
- 今までにやった「これ、いい!」と思える、いろんなパターンの英単語帳を、1冊にまとめた感じ。
- 日本語の物語の中に英語を混ぜ込んだり、その物語のイラストもあったりするので、イメージしやすく覚えやすい。
- 1つの英単語につき、意味が1つ(1語1義)なところ。
- チャプター最後の練習問題がクイズ形式なので、気楽にできる。
- 「英単語を覚えるぞ!」という気合は不要。くり返し読むのが苦痛じゃない。
- 音声がCDじゃなくて、QRコードから簡単にダウンロードできるところ。
このテキストのちょっと残念なところ
- 字が小さい。
- 音声が、「ストーリーの日本語」と「英単語とその訳」しかない。できたら、ストーリーは日本語のみじゃなくて、日本語と英語の混ぜこぜの「ルー語バージョン」がよかった。
- TOEIC750点レベル・英検準2級レベルを目指す人向けって本には書いてあるけど、難しい英単語が結構出てくる。TOEICテストに出る順英単語で調べてみたら、載っていないのが結構あった。概要のところで紹介した文に出てくる「immerse」も、TOEICでる単に載っていない。
まとめ
残念なところもあったけれど、気楽に取り組める英単語帳っていう意味で、とても良い英単語帳だと思いました。
TOEIC試験対策や日常生活の英単語もたくさん出てくるし、アカデミックな英単語も登場します。
自分で使える英単語を身に付けるだけではなく、読んだり聞いたりしたときに分かる「知っている」英単語を身に付けるのに良い本だと思いました。
ということで、トータル的に良いテキストだと思いました!
参考になったらいいなぁ
前にお話した「英単語の覚え方のコツ」も、よかったら読んでみてください↓
Seeya!
またね~