こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
今回は、アンリが実際に使ったイギリス英語を学べるテキストの中から1冊、ご紹介します。
中級レベル以上の方におすすめのテキストです。
どなたかのヒントになりますように!
今回ご紹介するイギリス英語のテキストは、これ!
今日お話しするのは、「4週間集中ジム 発音も学べる イギリス英語リスニング」というテキストです。
10年ぐらい前に発売されたテキストです。
テキストの概要
「ロンドン旅行を疑似体験しながらリスニングと発音を学ぶ」というコンセプトで書かれた、イギリス英語のリスニングブックです。
でもこちら、イギリス英語のリスニングと言っても、イギリス英語のみのテキストではありません。
登場人物によって、話す英語の種類が変わります!
主人公のめぐみは日本人で、アメリカ英語を話します。
主人公の友人Jennyはスコットランド訛りの英語、もう1人の友人Harryは標準イギリス英語を話します。
ほかにもたくさんの人たちが出てきます。
空港職員、ホテルの人、警備員、店員、ガイドさんなどなど、ロンドンっ子の訛りやコッツウォルズのような地方の英語、若い人が話すイマドキの英語なども聞けます。
会話は26個あって、空港やホテル、お店やフリーマーケットでの買い物、観光や病院での会話など、幅広いシチュエーションでの会話を聞けます。
シチュエーションについては、Amazonで目次のサンプルを読めるので、そちらで確認してみてください。
このテキストの音声について
効果音が入っていて、臨場感があります!
CDとMP3音声ダウンロードのどちらにも対応しています。
MP3音声は、出版社のホームページからダウンロードできます。
ちなみに、ダウンロード音声には、CDにはないスローバージョンも入っています。
このテキストの良かったところ
- 効果音が入っているので、臨場感はけっこうある
- いろいろなシチュエーションの会話を聞ける
- 話す速さが、場面によって変わる。例えば、DAY 21の病院のシーンでは、予約の電話は早口で、診察する医者はゆっくり話すみたいな。
- DAY 7のカフェでのオーダーは、文字で読めば分かるけど、聞き取りは難しかった。でも、こういうカジュアルな英語を勉強したいよね!と思った。
- 体力測定という名のミニテストが2つある
このテキストのちょっと残念なところ
- 主人公がアメリカ英語なので、イギリス英語をどっぷり味わいたい人にとっては、ちょっと気になるところ。しかも、うまく言えないけど、主人公の英語は、なんだかカクカクしている。
- テキストが見にくいかな。聞き取りエクササイズ→英語のスクリプト→重要語句→発音練習→コラムの順で各ユニットが進んでいきます。本の最後に、日本語訳のスクリプトがまとまって載っています。
- エクササイズに出てくるフレーズの訳が、重要語句に載っていなかったりする。確認したかったら、テキストのおしりの方のスクリプトの日本語訳を見に行かないといけない。
- ダウンロードした音声ファイルが、いろいろありすぎて分かりにくい。
- エクササイズじゃなくて、ダイアログ(会話)だけを最初から最後まで聞き流したい人にとっては不便。そういう人は、マッスルトレーニングの部分だけを集めてプレイリストを作ったほうがいいです。
まとめ
今日はアンリが実際に使ったイギリス英語を学べるテキストの中から、「4週間集中ジム 発音も学べる イギリス英語リスニング」というテキストについてお話ししました。
カフェでのオーダーや、ありそうであまりないホテルのチェックアウトとか、いろんなシチュエーションの会話表現を学べる良いテキストだと思います。
また、主人公がアメリカ英語を話すので、アメリカ英語とイギリス英語を比較しながら勉強できます。
ただ、逆を言えば、イギリス英語だけどっぷり浸って勉強したい人には、微妙なテキストかなと思いました。
イギリス英語のリスニングの勉強ができるテキストを10冊比較した記事も、よかったらあわせて読んでみてください。
英語のレベルごとに、アンリが実際に使ったテキストのレビューをまとめている記事もあります。
あと、英語のリスニングのコツや勉強法についても記事を書いているので、よかったらあわせて読んでみてください。
Seeya!
またね~