アンリのイギリス英語

イギリス英語を勉強したら、アメリカ英語より聞き取りやすくて、発音しやすいことに気付き、自分の英語に自信を持てるようになったアンリのお話

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イギリス英語とアメリカ英語の違いって何だろう? 文法の違い② do の使い方の違いetc.

 

こんにちは!

アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。

イギリス英語とアメリカ英語の文法の違いについて、3回に分けてお話ししています。

第1回目の前回は、

  • 「~したところです」の言い方が違う
  • 動詞の過去形と過去分詞が違うものがある
  • 「~を持っている」の言い方が違う
  • 「~しなければならない」の言い方が違う
  • 「take」と「have」の使い方が違う

についてお話ししました。

まだお読みでなかったら、こちらからどうぞ↓

 

■ 前回の記事 ■

 

2回目の今日は、「動詞do」の使い方の違いなどについてお話しします!

 

 

動詞「do」の使い方が違う

イギリス英語では動詞の「do」と名詞の組み合わせで、日常生活の英語を表現することが、とても多いです。

例えば、「do」と「my teeth」を組み合わせて、「歯を磨く」となります。

「do」を使う言い方と、ほかの言い方を比べてみましょう!

 

歯を磨く

do my teeth

brush my teeth

 

髪をセットする

do my hair

fix my hair

 
化粧する

do my face

put on some makeup

 

マニキュアを塗る

do my nails

put on nail polish

 

買い物に行く

do the shopping

go shopping

 
■ ヨガをする ■

do Yoga

practice yoga

 
部屋の掃除をする

do the room

clean the room

 

料理をする

do the cooking

cook / make breakfast, etc.

 

食器を洗う

do the washing up / do the dishes

wash the dishes

 
洗濯をする

do the washing

wash clothes

 

アイロンをかける

do the ironing

iron shirts, etc.

 
窓を拭く

do the windows

wipe the windows

 

庭の手入れをする

do the garden

take care of the garden

 

花を生ける

do the flowers

arrange flowers

 
 

イギリスでも「do」を使わない言い方もするよ
家族や友だちとの会話で「do」を使うことが多いよ

 
 

前置詞の使い方が違うものがある

前置詞の基本的な意味は同じでも、イギリス英語とアメリカ英語では、フレーズの中で使い方が異なることがあります。

例えば「家にいる」と言うとき、アメリカ英語では「stay home」ですが、イギリス英語では「stay at home」となります。

「stay home」... コロナウイルスがまん延していた頃、よく耳にした言葉ですね...

では、イギリス英語とアメリカ英語の前置詞の使い方を比べてみましょう!

 

家にいる

[イギリス英語] stay at home

[アメリカ英語] stay home

 

週末に

[イギリス英語] at the weekend

[アメリカ英語] on the weekend

 
~と話す

[イギリス英語] talk to

[アメリカ英語] talk with

 

~に手紙を書く

[イギリス英語] write to

[アメリカ英語] write

 

~宛に電話をする

[イギリス英語] call me on xxx-xxxx

[アメリカ英語] call me at xxx-xxxx

 
■ 1週間以内に ■

[イギリス英語] inside a week

[アメリカ英語] inside of a week

 

~通りにある

[イギリス英語] in the street

[アメリカ英語] on the street

 

チームでプレーする

[イギリス英語] play in a team

[アメリカ英語] play on a team

 
 

ちょっとややこしいね...
アンリは英語の本を多読して、感覚的に身に付けるようにしているよ

 

「shall」の使い方が違う

学校で「shall」は、「~しましょうか?」と習いました。

イギリス英語では、未来を表す「will」の代わりに「shall」を使うことがあります。

この意味で「shall」を使うのは、フォーマルな時です。

主語が「I」か「We」の時のみに使います。

未来のことを約束したり、提案したりする時に使います。

基本的に、この意味の「shall」はアメリカでは使いません

 

では、例文を使って確認してみましょう

 

それでは、また明日。

[イギリス英語]
I shall see you tomorrow.

[アメリカ英語]
I will see you tomorrow.

 

のちほど、お電話を差し上げます。

[イギリス英語]
I shall call you later.

[アメリカ英語]
I will call you later.

 

 

そのことは、彼には言わないですよ。

[イギリス英語]
I shall not tell him about that.
I shan't tell him about that.

[アメリカ英語]
I will not tell him about that.
I won't tell him about that.

 

否定の意味で使う場合は、「shall not」になるよ
短縮形は「shan't」だよ

 

「need」の否定形が違う

イギリス英語では「~する必要がある」という意味の「need」に「not」を付けて、否定形にすることができます。

たいていは、短縮形の「needn’t」が使われます。

アメリカ英語には、この使い方はありません。

アメリカ英語では、学校で習った通り「do not need」や「don't need」が使われます。

 

[イギリス英語]
肯定文:need to
否定文:need not to
    needn’t to
 
[アメリカ英語]
肯定文:need to
否定文:do not need to
    don't need to

 

では、例文で確認してみましょう。

 

毎週土曜日と日曜日は学校に行かなくていい。

[イギリス英語]
I needn't go to school on Saturdays and Sundays.

[アメリカ英語]
I don't need to go to school on Saturdays and Sundays.

 

月末まで、それを買う必要はない。

[イギリス英語]
We needn't buy it until the end of month.

[アメリカ英語]
We don't need to buy it until the end of month.

 

 

「集合名詞」の扱い方が違う

集合名詞は、何人かの人たちで出来ているグループや集団のことを意味する言葉のことです。

例えば、

  • family(家族)
  • group(グループ)
  • team(チーム)
  • band(バンド)
  • audience(聴衆)
  • government(政府)
  • committee(委員会)

などが集合名詞です。

これら集合名詞は、イギリス英語では「単数」と「複数」のどちらも使います。

アメリカ英語では、「単数」の扱いになります。

とてもややこしいので、例文でイギリス英語とアメリカ英語の違いを確認しましょう。

 

私の家族は、東京に行きます。

[イギリス英語]
My family is going to Tokyo.
My family are going to Tokyo.

[アメリカ英語]
My family is going to Tokyo.
「are」 ×

 

私の家族は、大阪に住んでいます。

[イギリス英語]
My family lives in Osaka.
My family live in Osaka.

[アメリカ英語]
My family lives in Osaka.
「live」 ×

 
 

単数扱いのときは、家族を1つのかたまりとして見ているね
複数扱いのときは、家族のメンバーが何人もいることを意識しているよ!

 

 

まとめ

イギリス英語とアメリカ英語の文法の違いについて、3回に分けてお話ししています。

第2回目の今日は、次のお話をしました。

  • 動詞の「do」の使い方が違う
  • 前置詞の使い方が違うものがある
  • 「shall」の使い方が違う
  • 「need」の否定形が違う
  • 「集合名詞」の扱い方が違う

 

次回は、イギリス英語とアメリカ英語の付加疑問文の使い方の違いなどについてお話しします!

 

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