こんにちは!
アンリのイギリス英語の管理人、アンリです。
英語の勉強を続けていると、いろいろな疑問や悩みが出てきますよね。
「悩んで→ネット検索→気が付けばネットサーフィン」の沼にハマっていませんか?
この時間がもったいないと気づきながらも、ハマってしまうんですよね...
ということで、そんな時間の使い方を減らしましょう!
英語のお悩み別に、おススメの勉強法をご紹介します!
今回と次回の2回にわたって、英単語が覚えられない!とお悩みの方に、英単語の覚え方のコツをお話しします。
英単語って、なんでこんなに覚えられないの?
私は子供のころから、本当に単語を覚えるのが苦手でした。
英語は好きだけれど、単語が覚えられず...
なので、高校生のときには学校の英語が嫌いになりました(涙)
みんながみんな同じとは言えませんが、多くの人が私と同じ経験があるんじゃないかなと思います。
まずは私の経験を通して、なんで英単語が覚えられないのかお話しします。
英単語が覚えられない理由 その1 単語帳がつまらない
今まで、いろいろな単語帳を使ってきました。
- 単語と意味がリスト形式に乗っている単語帳
- 文で覚える単語帳
- フレーズで覚える単語帳
- ゴロで覚える単語帳
- 絵で覚える単語帳
- 英語と日本語で単語の説明がしてある単語帳
などなど...
本屋さんの「ベストセラー!」とか「売れてます!」てきなポップと一緒に平置きされている単語帳は、ほとんど手を出してきたと思います。
なかなかの金額を投資してきたと思います。
でも、1冊をちゃんとやり終えず...
だって、つまらないんですもの...
ゴロで覚える単語帳でさえ、つまらない...
次から次へと、こっちの方が良いかも!と、新しい単語帳に手を出しました。
その結果、ほとんど身に付きませんでした。
英単語が覚えられない理由 その2 単調な作業がつまらない
そんなつまらない単語帳ですが、英単語を覚えなきゃ!という気持ちはあったので、がんばって本を開いて覚えようとしました。
でも、すぐに睡魔に襲われたり、ほかのことを考え始めたりして、勉強を続けることがいつもできませんでした。
英単語が覚えられない理由 その3 単語帳の勉強は疲れる
つまらない単語帳や単調な作業は、それだけでも疲れます。
でも、それよりももっと疲れる原因があります。
それは、単語帳に書いてあることを、全部覚えようとすること!
特に試験対策の単語帳の場合、こういう感じになりがちです。
ここに書いてある単語やイディオムなどを全部覚えないと、試験に合格できないんじゃないか!と思ってしまうんです。
英単語が覚えられない理由 その4 単語帳を1回転で終わらせようとする
単語帳には、覚えなければいけない単語がたくさん載っていますよね。
単語帳が嫌いな私は、単語帳を何回も繰り返すという発想にはなりませんでした。
なので、覚えられるまで何回も同じところを繰り返しました。
なかなか先のページには進めず、いつも最初の5ページ目ぐらいで力尽きていました。
英単語が覚えられない理由、それは...
単語帳1冊を、まともに勉強したことがなかったから。
いつも途中で力尽き、新しい単語帳を買い、そしてまた途中で力尽きる。
なので、いつも同じような単語が登場する前の方のページしか勉強できていませんでした。
そんなのでは、いつまでたっても英単語は覚えられません。
何のために英単語を覚えたいの?
あなたは、何のために英単語を覚えたいのでしょうか?
- TOEICなどの試験対策?
- 日常生活のための?
- 仕事のため?
英単語は、目的によって覚え方が変わります!
なので、まずは何のために英単語を覚えたいのか、目的をはっきりさせましょう。
英単語を覚える目的① TOEICなどの試験対策のため
この記事のタイトル「英語のお悩み別おすすめの勉強法 英単語が覚えられない! 英単語の覚え方のコツ①」とあるように、今回と次回の2回にわたって、英単語の覚え方のコツをお話しします。
前半の今回は、TOEICなどの試験対策のための英単語の覚え方のコツをお話しします。
1語1義で覚える
結局、いろいろな単語帳を試してたどり着いたやり方は、一番シンプルなものでした。
単語帳は1つの単語に対して、いくつか意味を書いています。
でも、覚える意味は1つにします。
単語帳に書いてある日本語の意味がしっくりこない場合は、自分の覚えやすい言葉に書きなおします。
例えば、「odor」の意味の欄に「におい」とか「臭気」とあり、「おもに不快なにおい」と注意書きが書いてありました。
なので私は、「くさっ!」と書いて覚えました(笑)
自分の覚えやすい言葉に直して、1つの単語につき1つの意味で覚えるのがポイントです。
読めない単語は覚えられない
単語は発音が分からなければ、読めないし、聞き取れないし、話せないです。
なので、パッと見て読めない単語には、臆せずカタカナで読みがなを書きます!
これ、かなり効果的です。
時短にもなります。
例えば、「がまんする」という意味の「resist」。
どうしても「レジスト」って読んでしまうので、カタカナで「リジスト」と書きました(発音記号はrizist)。
カタカナを書くことで、この単語は発音が思っているのと違うんだ!という意識も働くし、小さな発音記号を毎回確認する時間も省けます。
単語帳は10回以上繰り返す
今、単語帳を10回以上も繰り返すなんて、大変じゃん!って思いました?
いえいえ、やってみて気が付きました。
単語帳を繰り返すのが大変なのは、3回目までです。
正直、最初の3回は大変です。
眠気との戦いのときもありました。
でも、ここを乗り越えると、あとはとても楽になります。
<1回目>
音声を聞きながら、すべての単語に目を通す
読めなければ、カタカナで発音を書く
<2回目>
それぞれの単語の意味を1つに絞り、印をつける
しっくりこない意味の場合は、覚えやすい言葉に書きなおす
<3回目>
単語をパット見て意味が分かるかチェックする
意味が分からない単語に✓マークをつける
<4回目~>
チェックマーク(✓)が付いている単語のみ、繰り返し読む
繰り返しても覚えられない単語は、さらに✓マークをつける
覚えられない単語に、2個3個と、どんどん✓マークがついていきます。
✓マークがある単語だけ読むので、徐々に✓マークが2個以上の単語のみ読むなど、読むべき単語が減っていきます。
4回目以降は、だいたい1単語を5秒ぐらいの速さで、英語→意味の順で読みます。
なので、時間もさほどかかりません。
読むべき単語が減ってくるので、単語帳を1周読むのにかかる時間も短くなってきます。
私は、4回目以降はおふろで読んでいました。
おふろで読むの、本当におすすめです!
のぼせる前に、ここまで読むぞ!の気合で読みます。
これなら眠くなりません。
ただ、無理はしないでくださいね!
私は一度、フラフラになりました。
全ての単語を覚えたページが何ページも続くようになったら、クリップでまとめると読みやすくなります。
また、クリップでまとめると、視覚的にも「こんなに覚えた!」となるので、気持ちが楽になります。
よかったら、試してみてください。
どうしても覚えられない単語は、ゴロで覚える
何回繰り返しても、どうしても覚えられない単語ってありますよね。
そんなときは、ゴロで覚えます。
例えば、「著名な」とか「目立った」という意味の「prominent」。
なぜか、「著名な」を覚えやすい「有名な」に書き直したり、発音をカタカナで「プロミネント」と書いても覚えられませんでした。
なので、最終手段のゴロで覚えました。
「有名なプロ見ねと!」
これなら覚えられました(笑)
アンリが使ったTOEIC試験対策用の単語帳
今までに、英検やTOEIC、IELTS、国連英検を受けたことがあります。
試験について、詳しくは別の機会にお話ししようと思います。
まず先に、超メジャーなTOEICの対策で使った単語帳をご紹介します。
英語の多読のみでTOEICの対策をしていた時は、いつも800点台でした。
でも、この「TOEICテストにでる順英単語」を使ったら、念願の900点を超えました!
よかったら、この単語帳を使ってみてください。
ちなみに、最新の傾向にそって作り直した改訂版を使うことを強くおすすめします。
前半のまとめ
英単語が覚えられない!とお悩みの方に、英単語の覚え方のコツについてお話ししてきました。
前半の今回は、試験対策のための英単語の覚え方のコツについてでした。
簡単にまとめると、次の通りです。
英単語は、何のために覚えるか?という目的に合わせて勉強方法を変えます。
試験対策であれば、その試験用の単語帳を使います。
1単語につき、意味は1つで覚えます。
例文や派生語には手を出さないようにします。
大切な派生語などは他のページにで出てくるので、安心してください。
また、1回で覚えようとせず、10回以上単語帳を繰り返して覚えていきます。
次回は、日常生活のための英単語の覚え方のコツ、仕事のための英単語の覚え方のコツについてお話しします。
Seeya!
またね~